【ボヘミアン・ラプソディ】7回目。ガチ泣き復活、驚きしかない。

またやってしまった。
また大泣き。
今日、7回目なのに。


最初の頃は、やっぱりフレディの不意に見せる寂しそうな顔で泣けたな。

家新築して、ロジャーにディナー食べていきなよ。っていって、女房と子どもが待ってるから無理だって断られて、ハグして別れるとき。そのときのフレディの顔は切なすぎたまらない。
私が守ってあげたいよ。
フレディって言うか、ラミ・マレックだけど。

後はギャラクシーって出るゲーセンみたいなとこ、打ち上げ。メアリーと話したいのにポールが他の来客に挨拶しろって引き離すところ。「そうか?」ってとこ。そして二人を送り出すとこ。「遠いところありがとう。」その後の寂しそうな表情。
胸がつぶれる。

そういうところでさりげなく寂しさが出てくる。
すごくさりげないのにすごく切ないシーン。


でもそこは泣くの耐えたから!


今日は初めてポール・プレンターという人に共感のようなものを覚えた。
7回目にして初めて。

そう、彼みたいな存在こそ日々の暮らしに必要、という考え方もある。
日々の寂しさを癒す。
だって生きるってことは、日々を続けるってことだから。
日常を。
生きてると、お腹もすくし、誰かに抱かれたくもなる。
掃除も洗濯もしなきゃいけないし、パーティーもしたいし。
そして仕事もしなきゃいけない。
そばにいて尽くしてくれる人、大切。

心の空洞を埋める行為でしかない、って言い切っちゃうのは、なんか。違うのかも。

鶏が先か卵か先かだな。
ポールがいなければどうなっていたか。
ポールと別れてジム・ハットンに出会えたから良かったけど、もし出会えずにいたら。
それは誰にも出会えなかった人生。
誰にも。
誰にも出会えずに死んでいったことになる。
出会ったから後から上書きされた。
ポールが果たした役割はある。
彼なりの考え方で。

ポールが壊したものがあったのは事実だけど。

それを思ったのは、今までぜんぜん気がつかなかったポールのカットに今日初めて気が付いたから。

パーティーで、フレディが「メアリーは?」って言った後、ポールが一瞬写る。その表情。
あとは、ギャラクシーでメアリーとフレディを引き離すところ。
それは、フレディに彼なりに惚れてるから。あとは今の生活を壊したくない、自己保身?みたいなもの。あの立場なら入り交じると思う。
恋自体心複雑だから。
いや、それは執着かな。恋と執着、違うかも。いや、似てるところあるぞ。

それで気付いた。彼も一人の恋する人間だったってことに。
これが新しい発見だったな。

今日は最初のファンファーレからsomebody to love 、また泣いちゃった(^-^;
サントラ聞いてわかったけど、映画ではファンファーレの後、heyheyhey入る。これがかなり効いてますね。フレディの声だ!って思うのよ。