長い、くどい、もうちょっとまとめて ザ・バットマン

ぜんぜんおもしろくなかった。
最初のモノローグが眠い。町並み、普通。仮想ニューヨークっていうことらしい。FBIとか言ってたし。それって前のジョーカーと同じだわ。
絵がどうってことないし、台詞も別に。導入部もっと頑張って欲しい。最初の集中が最後まで見切れるかどうかの分かれ道なのに。
バットマンの囁き声はゾクッとするけど。

セリーナの最初の登場がいい。良すぎる。いい。見た目がいいんだよ。
キャット・ウーマンになったら、ずいぶんハル・ベリーに似てる。それ言ったらロブもベールかアフレックに似てるか。おんなじようなお面だもんな。

それでだんだんセブンみたいな感じになって、途中ブルースが上半身裸で床に文字書いてるの、よく分からなかった。どういうことなの。ブルースの泥臭さを出したかったのかな。

リドラーも、結構ジョーカーっぽいっちゃジョーカー。でも演技面、あれはあれでまあいいけど、ああいう演技すると一気にジョーカーみたいになる。まあ、同時代の作品が似たようなテーマになるのは道理か。まずそういう現実の世界があるからな。でもちょっとジョーカー過ぎるね。

最後の戦闘の一連、締め括りの戦闘員の台詞はとってもよかった。「ああ、このためにこれまで長々と見てたのか」っていう腹落ちはある。なるほど、これは、ブルースの成長の話なのね、と。大落ち来ました、と。
だけどそこまで来るのに二時間半でしょ。長いよな。もう、お尻が痛いよ。
そのあとの展開、行動で見せるところまではいいけど、最後またモノローグ。くどいな。つまんないからやめて欲しい。これくらいのテーマだったら三時間も要らないでしょ。集約出来ないかな。