NTTD2回目(吹き替え)

張り切って観賞。
そしたら見たことのないシーンが出てきて「おや」と思った。そして気付いた。
「あ、前回ここで私寝ちゃってたんだ。」と。
サフィンのアジトの辺り。

今回は全編通して起きていたと思う。

面白いシーンと退屈なシーンにはっきり分かれる。
キューバの辺りは面白い。パロマが生き生きしてる。パロマの表情たまんない。
曲も良かった。

サフィンのアジトに着いた辺り、退屈。アジトのデザインがいまいち。庭園とか、和室みたいなのとか。もっとかっこ良く出来そうなのに。ピリッとしてない。なんだろうあれは。過去作に似過ぎてるし。火口のなかの基地のやつとかに。あんまり新鮮味がない。
ついついケン・アダムの美術は偉大だったんなー、なんて思っちゃった。
もっと緊迫感が出ても良さそうなシーンが、なんか緩んでるように見えた。理由は分からないけど、子役の女の子がホンワカしてたせいかな。
そこでのボンドの服装はとってもかっこ良かった!白のヘンリーネックTシャツに濃紺のニット。普通っぽいけどすごく様になってた。
あんな感じの服装、初めてじゃないかな。ダニボンの普段着、マックイーン風の服が多かった気がする。黒シャツに白パンみたいな。

吹き替え、なかなかいい。吹き替えキャストが素敵。ボンド、なんて低音の良い声なの。
あと、なんか吹き替えの演技っていいね。すごい技術。

なんやかんやで、ボンドの心の氷は溶けてたらしい。愛してるって、素直に言うあたり。
それがぜんぜんスッと入ってこなかったな。前回と同じように。私は何を見逃したんだろうか。