フレディは、自分の声の持つ自然な色っぽさに、気付いていたのかな

「マイ・ベスト・フレンド」、大好き過ぎていつも動画見てる。

「whatever this world ~ 」の辺りのフレディに、なんともぐっときて仕方がない。
肩の力が抜けた普通の歌い方をしている、そういう風に見えるところ。
フレディ自身は、ここが演技の決め所とは捉えてないんじゃないかな。
きっとそこまで「何かしよう」という意識はしていない。
少なくとも私にはそう見えるな。
肩の力の抜け具合、自然な発声、だからこそ際立つ声自体の透明感、艶っぽさ。
なんともぐっときて、聞いていて涙が自然に溢れる。
これ、意識してやってるとしたら天才だよな。
この自然さは。
フレディは、自身の歌声の持つ自然な色気にどれくらい気付いていたんだろうなー。
ていうかここ、声からだけじゃなくて、身体中から色気が滲み出てるけどね。

それに比べて、最後の方の「oh 」の吐息混じりの発声は、官能的と言えば官能的かもしれないけど、でもなんならちょっとオーバーというか、、、。
「そんなにやり過ぎなくてもいいかもよ、、、」という気もしないではないな。
だいたいこの曲は、ディーキーの妻に対する素直な真心を歌った曲なのだから、ナチュラルな演技のほうが曲にあってる気がするな。

本人が決め所ととらえて意識してビシッと決めようとしてるところも、もちろんいいんだけど、そうじゃないところがいい。
本人も気づいていないようななんてことない部分に、フレディから滲み出る自然な色気を感じてしまう。

それにしてもしみじみと素晴らしい曲だな。
何度聞いても温かい気持ちになるよ。
ナチュラルなフレディもいいよな。
フレディかっこいいよ。

フレディ・マーキュリーって「稀代のエンターテイナー」なんて言われてるけど、普通に歌う声が色っぽい。他になにもしなくても、ただ歌うだけで。
ただ自然に歌っただけで、わたしの心を惹き付ける。私を泣かせてくる。本人は泣かせようとしてないところで泣かされる。
あ、だから稀代のエンターテイナーなのか。
まず稀代のシンガーなんだ。
そこに歌以外のパフォーマンス要素が加わるからね。
そしたらもう最強ね(^^)