ボヘミアン・ラプソディという映画を、もしCGで作ったらどうか

AIがやるのって、ディープラーニングだっけ。
もうちょい先の未来で、AIが自分で映画作れるようになるな。
で、「ボヘミアン・ラプソディ」をAIに作らせる。
AIはクイーンについて自分で情報あつめていろいろ学ぶ。
そして結果、全編CGでやったほうがいいという判定になった。
それはなぜかというと、人間の役者はNGテイクいっぱい出すから時間かかるし、だいたい見た目が似てる人を探すのがたいへん。動きも覚えさせなきゃいけない。たいへん。
だからCGの「ボヘミアン・ラプソディ」出来上がる。
本人そっくりなアバターが演じるな。
て言うか何もかもCGか。
ロケーション撮影するのが大変だし。
セット作るの面倒だし。
スタジアムなんて既にないし。
てことですべてCGだ!

そしたらたぶん、飛躍的に再現度が上がるなー。
本人の癖とか完璧にやってくれるね。
ディープラーニングによってね。
本人が言いそうなことを言うし、やりそうな動きをする。


だけどたぶん、観客の感動度は下がるのかなー。

それはやっぱ、あれだな。
人間の役者達がそれぞれクイーンを思って、研究して、だけど人間だからめちゃくちゃな努力して苦労してやってるから、人はそれに感動するから。
多分だけど。

人間の役者のほうがバグが多いな。
まず病気したり怪我したりする。
気分が乗らないときがある。
台詞や振り付けがなかなか覚えられない。
だけどなんとか頑張ってやろうとする。
努力して苦労してやろうとする。

未来のAIは天才だから、バグが少ない。
人間の役者が苦労してやってることを、ぜんぜん苦労しない。

AIに比べたらぜんぜん非力な存在である人間が、一生懸命苦労してやってます、ということが、感動のもとなのかな。


あー、でも最初のAI開発にはとんでもない人力がかかるのか。
人間のプログラマーがいっぱい参加して。
努力して苦労して。
それが映画で見えたら、観客は感動して泣くかな。

て言うか今想定してるのは、けっこう先の、AIがAI開発する位の未来なのかな。
映画作りに人力が全くかからないくらいの。

以上、物を知らない人の想像終わり。


ラミ・マレックはじめキャストのみんなの役作りを思うと、果てしない気分になるよ。